走ることについて語るときに僕の語ること

村上春樹、「走ることについて語るときに僕の語ること」。
久しぶりに満たされた一冊。
タイトルの原型は春樹さんの敬愛する作家、レイモンド・カーヴァーの短編集のタイトル “What We Talk About When We Talk About Love” から。

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意味がなければスイングはない

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村上春樹 「意味がなければスイングはない」

春樹さんが音楽についてたっぷり語った本、「意味がなければスイングはない」を読了。ゆっくり楽しませていただきました。

ここでは春樹さんが

・シダー・ウォルトン 強靭な文体を持ったマイナー・ポエト
・ブライアン・ウィルソン 南カリフォルニア神話の喪失と再生
・シューベルト「ピアノ・ソナタ第十七番ニ長調」D850 ソフトな混沌の今日性
・スタン・ゲッツの闇の時代1953-54
・ブルース・スプリングスティーンと彼のアメリカ
・ゼルキンとルービンシュタイン 二人のピアニスト
・ウィントン・マルサリスの音楽はなぜ(どのように)退屈なのか?
・スガシカオの柔らかなカオス
・日曜日の朝のフランシス・プーランク
・国民詩人としてのウディー・ガスリー

とたっぷりと語ってくれます。

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村上春樹、オコナー賞受賞!

おめでとうございます! (記事はこちら
いやぁ本当に素晴らしい。うれしいなぁ。

「長編が森を作る作業だとすれば、短編は庭仕事。」

うまいですね。たしかに短編は楽しさもあるし実験的なこともいろいろしやすいですね。
でもまずは自分も深い森を作らねば。そして森に呑みこまれないように。

「海辺のカフカ」NYタイムズ今年の10冊に

村上春樹さんの長編小説、「海辺のカフカ」。

今年英訳版が刊行され、素晴らしいことにNYタイムズの今年の10冊に選定されました!NYタイムズの記事

おめでとうございます!!
いやー うれしいっ!! ほんとにうれしい。

思えば春樹さんの作品に出会ったのは、高校生、18歳のとき。5年前。高校の「作品講読」の授業でした。それまで私はまったく本を読まない人間。とくに小説なんてまったく。
ひとつだけ、ヘッセの「車輪の下」を読んだくらいです。(初めて自分で買って読んだ小説です、「車輪の下」。)
友人の誘いで空いてるタイムテーブルに「作品講読」を受講した、という“たまたま感”あふれる出会い。

先生(今思えば恩師ですね。お礼を伝えたいのだけどいまだ再会できず。)が「間違いなく、現代の日本を代表する小説家」という紹介のもと、村上春樹さんの小説、「風の歌を聴け」を読みました。
あの衝撃は忘れられない。
「なんなんだこれは…!!」
主人公と自分の重なりにものすごく感動しました。

それ以来、春樹さんの小説は出版されたものはすべて読みました。作風は時代ごとに変わりますが、魅力は薄れません。また私は詩を中学時代から書いていたんですが、春樹さんの小説との出会いは、「小説(物語)」を本格的に書くようになったきっかけでもあります。

本当におめでとうございます。