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"The Köln Concert" Keith Jarrett

The Köln Concert

"The Köln Concert" - Keith Jarrett (1975年)

ピアニスト、Keith Jarrettの完全即興によるソロコンサート・「ザ・ケルン・コンサート」。

冒頭、静かな湖にしみわたっていくようなピアノの音が、聴く私たちをどこか別のところへ連れ出してくれます。
「神懸かった演奏」とよく評されますが、これはもう本当に誇張とかではなく何かが降りてるとしか言えない演奏。

聴いたことがない、という方はぜひ今度CD屋さんに行かれたときに探してみて、もしあったら購入を激しくおすすめします。

"Lovers Rock" Sade

Lovers Rock

"Lovers Rock" - Sade (2000年)

Sade(シャーデー)の作品はどれも素晴らしいのですが、その中から2000年の作品、 "Lovers Rock" を。

余計なかっこつけのない純粋なかっこよさ。極上のポップス。

夜に似合う歌です。50年後の深夜のオールディーズ特集でかかるであろう、味わい深い音楽だと思います。

"here & now" Kaskade

here & now

"here & now" - Kaskade (2005年)

Kaskade(カスケード)の2枚組みベストアルバム、"here & now"。
“踊る”よりも美しい音に“酔う”と言ったほうが似合うハウスミュージックです。大人のハウス。ジャンルで言うと「ディープ・ハウス」に属されます。
きれいなエレクトリックサウンドにスウィートでウィスパーなヴォーカルが絡む… まさに至極の一品。

特にラストを飾る "Still Still Still" は消え行く余韻に儚げなウィスパーヴォイスがハマっている、この "here & now" を象徴すると言ってもいい究極のトラック。

2枚組み・20曲・ベストアルバム、どれもビューティフル。お買い得感も十分。
電子音自体が生理的にダメ、という方にはさすがに難しいかもしれないですが、いわゆるダンスミュージックが苦手な方にはおすすめしたい一枚。
なんというか、きれいなんですよ。ジャケットもよく内容を表していると思います。

"1996" SAKAMOTO Ryuichi

1996

"1996" - 坂本龍一 (1996年)

坂本さんいわく、「まあ、一生に一枚作るかっていう種類のアルバムですね。」

ピアノ・チェロ・ヴァイオリン、このシンプルな構成で坂本作品を網羅したベスト的内容にして、オリジナルとはまったく別の味わいがある一枚。
とにかく濃い。「みっちり詰まっている」感があるので通して聴くとかなりおなか一杯になります。
アレンジがなんとも言えず素晴らしい。溢れ滴り落ちる蜜のような、濃縮された甘美。その中でアグレッシヴな局面もあり、緊張感が漂います。

この「1996」のワールドツアーも観にいきましたが本当に素晴らしかった。
大人になった今、もう一度観たいと思うコンサートです。

"/05" SAKAMOTO Ryuichi

/05

"/05" - 坂本龍一 (2005年)

全編ピアノアレンジされた、ベスト的内容の作品。
「1996」とは緊張感という点で対極にあるとても楽しいアルバムです。。

同じ趣向のアルバムで前年に発表された「/04」の続編ともいえますが、「/05」のほうが「楽しさ」の面でより際立っていると思います。
クセのない仕上がりで多くの人に受け入れやすいのではないでしょうか。
楽しくも深い一枚。